1973年~

<友好のあゆみ>

1973(S48)9月2日~6日 絹織物使節団が訪問

昭和47年末、織物組合青年部から「十日町の”きもの”のイメージを国際的に高めるために外国の都市と姉妹都市提携をしては・・・」との提起がなされる。
候補としてイタリア、イギリス、フランス、スイスなどの数多くの都市が上げられたが、産業・風土・人口などが最も似通り、十日町織物のイメージに合致したコモ市が候補都市となる。
織物組合では、石坂正隆副理事長を団長い青年部会の使節団(15名)が訪問し、コモ市当局やコモ輸出組合、商工会議所、観光協会等の代表者と姉妹都市提携について話し合いを行う。温
かい歓迎を受けるとともに、歴史や文化、産業に魅了されて帰国する。
○コモ市内視察
○市役所、輸出組合を訪問
○織物工場、ショールームを見学

1974(S49)2月9日~10日 コモ市使節団が来市

第25回十日町雪まつりを見学にアテリオ・アレグリー市長代理(12名)が来市する。

5月13日 十日町市議会で姉妹都市提携の請願を採択

織物組合はじめ各種団体から市、市議会にコモ市との姉妹都市提携の陳情・請願がなされ、市議会では請願を採択する。

9月17日 十日町市議会で姉妹都市提携を議決

姉妹都市提携を全会一致で議決する

【姉妹都市提携について】

イタリア国コモ市の繁栄を祝福し、同市、市民各位に深甚なる敬意を表して十日町市は、コモ市とお互いの知識と見聞を広めることを念願とし、教育・文化・経済の交流をはかり、もって国際親善と友好を深めるため姉妹都市の提携をするものとする。
昭和49年9月17日提出 十日町市長 春日由三
昭和49年9月17日議決 十日町市議会議長 中町忠雄

11月22日 コモ市議会で姉妹都市提携を議決

27日、アントニオ・スパリーノ市長よりコモ市議会で議決したとの電報が届き、姉妹都市提携が正式に決定する。

【コモ市長からの電報】

十日町市長様
コモ市議会は11月22日開催され、満場一致で姉妹都市となることを可決しました。両都市間の経済的・文化的関係を発展させるよう切望しております。

1975(S50) 2月17日 コモ市少女がペンパルを希望

十日町市とコモ市が姉妹都市となることを地元新聞で知った9歳の少女ラウラ・クレリチさんから、「ペンパル(文通友達)として私と同じ年の何人かの子どもたちの住所を教えてください」という手紙が春日由三市長に届く。

2月26日~28日 姉妹都市提携調印使節団が訪問

春日市長を団長とする使節団(28名)が訪問。
 27日午前10時より庁舎議場で姉妹都市提携調印式典が行われ、春日市長、スパリーノ市長が日・伊両国文の盟約書に署名し待望の交流がスタートする。
式典に出席のラウラさんに十日町小学校児童の手紙や版画・習字作品をプレゼントする。その後、木内聡子さんとペンパルになり少女二人の交流が始まる。

  • 国立絹織物技術研究所(建設中)、ラッティ社、ボルタ記念館を見学
  • コモ市各種団体との経済懇談会
  • 少年スケート競技大会を観戦

10月3日 東京で友好パーティーを開催

コモ織物物産展(コモ輸出組合主催)が9月29日から10月5日まで大阪と東京で開かれる。
春日市長はじめ関係者が東京会場を訪れ物産展を見学、2月の姉妹都市提携調印使節団の答礼を含め、十日町市主催の友好パーティーを開催する。

  

十日町コモ姉妹都市交流協会

事務局 十日町商工会議所内
〒948-0088
新潟県十日町市駅通り17番地
TEL025-757-5111
FAX025-752-6044